ギターの弦は何故6本なのか


神戸でギターの体験レッスン

弦楽器の歴史は古く、打楽器の次にできたのだと思う。始まりはどこぞの原住民が木にツルなどを張ってベンベン鳴らし踊り狂っていたのだろう。(個人的予想)

それに音階ができ、個体の強度も増して弦も増えていき楽器になった。弦楽器は色々あるが、一番多いのは4弦だろう。バイオリンからコントラバスまで4本である。押さえる指が4本だから理にかなっているのか?
では何故ギターは6本になったのか?それは和音を担うようになったからだろう。


4本でも和音は弾けるが、音域の問題でどうしてもクローズドボイシングっぽくなってしまう。それぞれの音が近く、和音が塊で聴こえてしまう。6本にする事で音域の広い和音が奏でられる。

では7本ではどうだろうか、押さえる指は4本しかないし指板の幅も広くなってしまうのでセーハが大変など色々不都合が生じる。
今でこそ7弦ギターはあるがまだまだ一般的ではない。
試行錯誤の末に6本に落ち着いたのだろう。