ブルースマンとカウボーイ


ブルースマン、スティーヴィー・レイ・ヴォーン

高校生の頃の夢はアメリカでカウボーイになる事だった。トニーラマを履いてジーンズはWranglerにウェスタンシャツ。本物のカウボーイはリーバイスやリーなど履かない。それにアイロンでセンターラインをつけるのが本場流だと雑誌で知り実践していた。まるでトイストーリーのコスプレである。

その影響は完全にスティービー・レイ・ヴォーンである。ブルースロックやブルースに傾倒していた時期で、当時はブルースマンとしては日本で3本の指に入ると周りに言いふらしていた。
甲陽音楽学院の入学試験みたいなので適当にブルースを弾いたら「君来る必要ないよ」と言われたのが懐かしい。自信を持つって大事なんだな。

カウボーイの格好をしてブルースを弾くのが最高にカッコいいと思っていた若かりし頃である。